生産に再生可能エネルギーを
羊蹄山の景色とソーラーパネル
私たちは、地元・北海道の木材を使ったお土産やボードゲームのコマなど、できる限り環境に配慮した商品づくりを心がけています。
しかし、いくら素材が環境にやさしくても、製造の過程で大量の化石燃料を使ってしまえば、その意味は半減してしまいます。
そこで、私たちは製作に使うエネルギーも見直すことにしました。
導き出した答えは――自分たちでソーラーパネルを設置すること。
脚立や工具を手に、製作の合間に屋根へ登って少しずつパネルを取り付けていきました。北海道の冬は日照時間が短く、雪も積もります。そこで、冬場でも十分な電力をまかなえるよう、必要量より多めにパネルを設置しました。
今では、そのソーラーパネルが静かに太陽の光を集め、木材を削り、刻み、磨くための電力を生み出しています。
自然の恵みをエネルギーとして活かし、自然の恵みである木を形にする――それが、私たちのものづくりの理想です。